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秘密のアルバイト

第3章 ファーストキス?

お昼が近づき、ホテルに向かう俺達。

時々俺の肩に手を回すお兄さん。
何故かそのたび、ドキッ!!としてしまう。


ホテルに到着。
鍵を受け取り、部屋に向かう。
人が少なくなり、エレベーターに乗り込むと
手をつないだ。
しかも恋人つなぎ。

部屋に着くまでずっとつないだまま。
俺の心臓はずっと、ドキドキしている。

部屋に入り、食事が届くまで、買ってきた服を出して着てみた。


「どうですか・・・似合ってますか?」

「うん、似合ってるよ。
もうひとつ、いいのがあったんだけど、こっちにして正解だったよ」

「本当にありがとうございます」

「かずが俺に、似合いそうだって言ってくれた服・・・どお?」

「似合ってます、カッコいいです」

「かずにカッコいいなんて言われたら、超嬉しいんですけど」


俺の心臓、ドキドキしっぱなし。
お兄さんや周りの人に聞こえてしまわないか心配になるほど。

楽しく会話をしていると、部屋に食事が届いた。


「結構歩いたから、お腹すいたね」

「そうですね。お腹すきました」


向い合わせで座り、食事した。

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