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秘密のアルバイト

第18章 まだまだ・・・

楽しい気分が一気に冷めてしまった。


「どうした、二宮。
おいおい、もう食べないのか?」

「うん・・・あんまり食欲がなくて・・・」

「食欲がないどころか、ほとんど食ってねぇじゃん」

「冷めちゃったけど、よかったら食わねぇ?
俺そろそろ行くところがあるから・・・またな」

「おぉ、また明日な」


食堂を出ようとすると、向こうから雅紀と櫻井が入ってきた。


「和也君、久しぶり・・・あれっ?もう帰るの?」

「うぅん・・・!!」


雅紀から目をそらした。


「あっ・・・かず・・・」

「じゃあ櫻井・・・またな」


俺に声を掛けかけた雅紀を無視してしまった。

食堂を出て部屋に向かくった。

どんどん人がいなくなっていく。
どんどん人の声が聞こえなくなっていく。

ついさっきまで、みんなと楽しく騒いでいたことが、何だかずいぶん前の事のように思えた。


「さっきまでの事は夢だったのか?」


そんなふうに思えてしまうくらい、どんどん人気がなくなっていく。

あとこの廊下を、この先のあのつきあたりの部屋が先生の部屋。

一歩一歩近付いていく。




「はぁ・・・」


ーコンコンッ!ー


ドアをノックした。


「はいっ、どなたですか?」

「に、二宮・・・です」


下を向き、テンション低く返事をした。


ーガチャッ!ー


ドアを開けるといきなり俺の腕を掴み、部屋に引き込んだ。


ーバタンッ!・・・ガチャン!ー


激しくドアを閉め、鍵をかけた。

後ろから抱きついてきた先生は、もうすでに上半身服を脱いでいた。


「二宮君・・・二宮君・・・会いたかったよ」


もうすでに硬くなっている自分の物を、グリグリと後ろから擦り付けてくる。


「わかる?ほらこんなにも溜まってるんだよ」


地獄が再び始まった。








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