秘密のアルバイト
第23章 バイト復帰
潤の車の助手席に乗り出掛けた。
俺は初めて乗ったように、車の中をキョロキョロと見回した。
「どうした、かず。何見てるの?
・・・ははぁん、なるほどね。
この助手席には誰も乗せてないよ、大丈夫」
「いやっ、別にそう言う事・・・じゃないよ。
久しぶりに乗るから・・・それで・・・」
「あっそう。
俺はてっきり浮気してないかどうか、見回しえ確認してるのかと思ったよ」
「そっ、そんな事するわけない・・・じゃん」
どっきーん!!
ヤバい、バレてるよ。
超恥ずかしいよ。
俺マジ女子みたいじゃん。
それから買い物に到着するまで、黙って俺はずっと下を向いていた。
そんな俺を潤は運転しながら、ニコニコ見ていた。
「さぁ、着いたよ」
車を下りて向かったのは、潤がよく行く服屋。
去年初めて潤と撮影したときに来た服屋。
付き合いだしてからよく二人で来ていた。
「いらっしゃいませ・・・あっ、久しぶりですね。
しばらくいらっしゃらなかったけど、どうされてたんですか?」
潤と離れて服を見ていると、店員に声をかけられた。
「えっ、まぁ体調がよくなくて・・・」
「もうよくなりました?」
「はい、ありがとうございます」
「彼がお友達といらっしゃったとき、君の事を尋ねたら、とても寂しそうにしてましたよ」
潤が?寂しそうにしてた?
「でも安心しました。あんなに嬉しそうな彼と、久しぶりに君に会えて・・・
君達、付き合ってるんでしょ?」
何この人。
どうしてバレたの?
「大丈夫。僕もそちらがわの人間だから。
随分前に彼に告白したら、好きな子がいるからってフラれたんだ。
それからしばらくして君と二人で来たとき、敵わないなぁ・・・てね」
俺は初めて乗ったように、車の中をキョロキョロと見回した。
「どうした、かず。何見てるの?
・・・ははぁん、なるほどね。
この助手席には誰も乗せてないよ、大丈夫」
「いやっ、別にそう言う事・・・じゃないよ。
久しぶりに乗るから・・・それで・・・」
「あっそう。
俺はてっきり浮気してないかどうか、見回しえ確認してるのかと思ったよ」
「そっ、そんな事するわけない・・・じゃん」
どっきーん!!
ヤバい、バレてるよ。
超恥ずかしいよ。
俺マジ女子みたいじゃん。
それから買い物に到着するまで、黙って俺はずっと下を向いていた。
そんな俺を潤は運転しながら、ニコニコ見ていた。
「さぁ、着いたよ」
車を下りて向かったのは、潤がよく行く服屋。
去年初めて潤と撮影したときに来た服屋。
付き合いだしてからよく二人で来ていた。
「いらっしゃいませ・・・あっ、久しぶりですね。
しばらくいらっしゃらなかったけど、どうされてたんですか?」
潤と離れて服を見ていると、店員に声をかけられた。
「えっ、まぁ体調がよくなくて・・・」
「もうよくなりました?」
「はい、ありがとうございます」
「彼がお友達といらっしゃったとき、君の事を尋ねたら、とても寂しそうにしてましたよ」
潤が?寂しそうにしてた?
「でも安心しました。あんなに嬉しそうな彼と、久しぶりに君に会えて・・・
君達、付き合ってるんでしょ?」
何この人。
どうしてバレたの?
「大丈夫。僕もそちらがわの人間だから。
随分前に彼に告白したら、好きな子がいるからってフラれたんだ。
それからしばらくして君と二人で来たとき、敵わないなぁ・・・てね」