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秘密のアルバイト

第23章 バイト復帰

事務所へ向かう車の中・・・


「なぁかず、雅紀の事なんだけど・・・」

「雅紀が・・・どうしたの?」


今はまだ聞きたくない名前。


「雅紀から全部聞いたよ。
どうしてこうなってしまったのか」

「あんなやり方・・・あんまりだよ」


潤に助けてもらって、久しぶりに一晩過ごして、ようやく気持ちが落ち着いてきたのに、また怒りがこみ上げてきた。


「確かに雅紀のやり方はひどいよ。俺も正直、ぶん殴ってやりたいと思った。
でもあいつはあいつなりに反省はしてる」


何が反省だよ!


「お前もあの人から解放されたんだから、許してやったらどうだ。
雅紀が思いきって俺に話してくれたから、俺はあの部屋に乗り込んで行く事が出来たんだよ」


雅紀が潤に?


「もとの幼馴染みにもどってもいいんじゃないか」


まぁ俺も、あいつにしたことがない隠し事をしたのが事の発端だから、あいつ一人を責めるのはおかしいかもな?


「うん・・・わかった」

「よしいい子だ。
ご褒美に、今日もいっぱい可愛がってあげるからね」


そう言って俺の頭を撫でた。

可愛がるって・・・どんな風?

期待から、単純な俺の下半身は反応をしてしまった。


「あれ?もしかして・・・」

「あっ、駄目だよ潤・・・あぁん!」

「エッチな和也君・・・期待して感じちゃった?
困ったちゃんですね」


ズボンの上から擦り始めた。


「駄目・・・だよ潤・・・あぶないよ」


潤は器用に片手でズボンをはずした。


「かず、ズボン下ろして」

「駄目だよ、外から見えちゃうし、恥ずかしいよ」

「このジャケットで隠せば大丈夫。
ほら、ひざまで下ろしてごらん」


潤のジャケットを掛け、ズボンをひざまで下ろした。

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