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秘密のアルバイト

第23章 バイト復帰

「じゃあお前は向こうで打合せして、その後現場に向かってくれ。
二宮君はこれからの事、向こうで相談しよう」

「あっ、はい・・・」


場所を移動した。


「兄貴、わかってるとは思うけど・・・」

「大丈夫、心配するな。早く打合せに行けよ」


俺は大丈夫だからね・・・
潤の心配の仕方が、妙に嬉しい。


「休んでる間に何が合ったかは、とりあえず聞かないことにするよ。
ただ君さえよければ、仕事復帰してほしいんだけど、どうかな?」

「ただ、自分勝手がすぎるんじゃないかって・・・」

「いやいや全然大丈夫。
こっちも君と潤の二人戦力が欠けて、大変だったんだよ」

「えっ⁉潤も仕事してなかったんですか?」

「君の事が心配で心配で、それどころじゃなかったみたいだよ。今日は久しぶりの撮影なんだ」


どれだけ俺は潤に心配をかけていたんだ?
俺のせいで、仕事に穴を空けさせてしまってたんだ。


「すいませんでした。
俺、皆さんにものすごく迷惑かけてたんですね。
本当にすいません・・・」

「いいよ、大丈夫。
君にもいろんな事情もあるだろうからね」

「俺、仕事します・・・
て言うか、俺でよかってら続けさせて下さい」

「えっ、やってくれる❗
ありがとう、戦力が二人も欠けて困ってたんだよ。
これで潤も復帰、二宮君も復帰。ありがとう」


戦力って・・・
他にも可愛い子、たくさんいるのにね。
でもそんな事言われて、嬉しく無いわけはないよね。


「じゃあ早速だけど、今から撮影いいかな?」

「今・・・からですか?」


やると言っても、いきなりHするのはちょっとだけ抵抗がある。


「安心して。
復帰いきなりHはしないからね。
今日はイメージDVDを作ります」


イメージDVDって・・・何?

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