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秘密のアルバイト

第24章 復帰1段

「おいしいよ。
ねぇ、気持ちいい?もっと激しく舐めていい?
・・・じゃあ、いくよ・・・」


イヤらしい音をたてながら、激しく舐め始めた。


「何かさっきよりも大きくなったみたい。
もしかしてイキそう?
まだイって駄目だよ。もっと舐めていたいから」


オモチャと思わない。
大好きな潤の事を思い浮かべながら舐め続けた。

薄目を開けると、カメラマンの後ろで“そろそろ"と言うカンペが目に入った。


「イキそう?・・・イってもいいよ。
俺の口の中に、一杯・・・出して」


口の動きを止め、先を強く吸った。
出てはいないけど、出たものを口で全て受け止めるかのように吸った。


「ゴクンッ・・・」


手で口を拭った。


「はぁ・はぁ・はぁ・・・一杯でたね。
気持ちよかった?

・・・本当?よかった、喜んでもらえて。
次は俺の事を気持ちよくしてね・・・チュッ❤」


カメラに向かったキスをするふりをして終了。


「はいカット!
二宮君よかったよ。凄く可愛かったよ」


スタッフはケーキの箱とお皿を持って、部屋を出ていった。


「二宮君、本当によかったよ。
カメラ撮りながら、自分に話しかけられてる気になってきちゃったよ」

「そう・・・ですか・・・」

「撮りながら気持ちを抑えるのが大変だったよ」


やっぱこの人、好きになれない。


「ねぇ二宮君。ハンバーグ好きだったよね?」

「あっ、はい・・・」

「俺、美味しいお店見つけたんだけど、復帰のお祝いで一緒にどお?」

「いつも誘って頂いて申し訳ないんですけど、この後約束があるので・・・」

「あぁ・・・そう。
よかったら、1度時間つくってよ・・・ねっ!」

「そうですね・・・じゃあ失礼します」


この人は今日潤と一緒に来たこと、知らないのかな?







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