秘密のアルバイト
第24章 復帰1段
こんなにも潤のマンション、遠かったかな?
まぁ社長の買い物に付き合ったから、遠く感じるのもしかたがないかな。
あらから車の中では何一つ会話をしなくなった。
音楽と、ときどき社長が煙草の煙を吐く音が聞こえてくるだけ。
「送ってあげるって言って、買い物に付き合わせてごめんね。
もうすぐ着くからね」
「えっ・・・いや・・・俺の方こそすみません」
それからしばらくして、マンションに着いた。
「はいっ、二宮君着いたよ。今日はお疲れ様」
「お疲れ様でした。
送って頂いて、ありがとうございました」
「あらためて君さえよければ、しばらく仕事続けてほしいんだけど・・・」
「俺でよければ、続けさせてください」
「俺の正直な気持ち、可愛い君をみんなの目にさらけ出すのは嫌なんだけどね」
「は・・・い?」
「潤に先を越され、取られてしまったのも正直悔しいんだよね」
「・・・」
また優しく頭をポンポン撫でる。
「あっ、二宮君・・・
今日の事はあいつには内緒だよ。
バレたら俺、あいつに殺されちゃうかもしれないからさ」
言わないよ。
てかそんな事、言えるわけないよ。
「それから・・・」
グイッと頭を引き寄せられた。
「えっ・・・あっ・・・」
社長の唇が俺の唇に重なった。
ほんのり煙草の匂いがした。
「これも内緒ね!」
「あっ、ありがとう・・・ございました。
じゃあ、失礼します」
「また次回、よろしくね!」
社長の車は走り去っていった。
昨日潤から返してもらった合鍵で、部屋に入った。
「ふ~・・・
今日の撮影、Hもしてないのに何か疲れた」
社長から潤に渡すように言われた袋をリビングのテーブルに置き、ソファに倒れ込んだ。
まぁ社長の買い物に付き合ったから、遠く感じるのもしかたがないかな。
あらから車の中では何一つ会話をしなくなった。
音楽と、ときどき社長が煙草の煙を吐く音が聞こえてくるだけ。
「送ってあげるって言って、買い物に付き合わせてごめんね。
もうすぐ着くからね」
「えっ・・・いや・・・俺の方こそすみません」
それからしばらくして、マンションに着いた。
「はいっ、二宮君着いたよ。今日はお疲れ様」
「お疲れ様でした。
送って頂いて、ありがとうございました」
「あらためて君さえよければ、しばらく仕事続けてほしいんだけど・・・」
「俺でよければ、続けさせてください」
「俺の正直な気持ち、可愛い君をみんなの目にさらけ出すのは嫌なんだけどね」
「は・・・い?」
「潤に先を越され、取られてしまったのも正直悔しいんだよね」
「・・・」
また優しく頭をポンポン撫でる。
「あっ、二宮君・・・
今日の事はあいつには内緒だよ。
バレたら俺、あいつに殺されちゃうかもしれないからさ」
言わないよ。
てかそんな事、言えるわけないよ。
「それから・・・」
グイッと頭を引き寄せられた。
「えっ・・・あっ・・・」
社長の唇が俺の唇に重なった。
ほんのり煙草の匂いがした。
「これも内緒ね!」
「あっ、ありがとう・・・ございました。
じゃあ、失礼します」
「また次回、よろしくね!」
社長の車は走り去っていった。
昨日潤から返してもらった合鍵で、部屋に入った。
「ふ~・・・
今日の撮影、Hもしてないのに何か疲れた」
社長から潤に渡すように言われた袋をリビングのテーブルに置き、ソファに倒れ込んだ。