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秘密のアルバイト

第27章 最近の俺の仕事

ついつい眠ってしまった俺を、しばらく撮していたらしい。

そしてカメラが止まり、前のスタッフに気付かれないように、眠っている俺を社長は触りまくったらしい。


「二宮君、着いたよ、起きて」


二人のスタッフは先に車を降りた。


「ほらほら、起きて下さい」

「んっ・・・」

「起きないと、またここでイカせちゃうよ」


足を触りながら社長はニヤリとする。


「あっ、すみません降ります・・・あれっ?何?」


車を降りた俺は・・・硬くなっていた。
ミニスカートの前がポッコリと膨らんでいた。


「社長、俺が眠っていた間に、また触ったんだな」


買い物した紙袋を抱えるふりをして、スタッフにバレないように前を隠した。


「二宮君、広い方の部屋に行ってくれる?」

「は~い」


買い物袋を持ったまま、部屋に入った。

袋をソファに置き、俺はベッドに座りスタッフを待った。


「この服と下着、買ったのはいいけどどうするんだ?撮影用にするのかな?
あっ、だったら俺、領収書もらえばよかったなぁ」


そんな事を思いながら携帯を取り出すと、潤からLINEが入っていた。


『何人で行くの?
その中にかずに手を出しそうなやつはいない?
いないなら友達付き合いも大切だから、行ってもいいよ』


やっぱり心配してくれてる。
ふふ~ん、何かちょっと幸せな俺。
俺って超女子だね。
でも潤とだったら、女子にでもなれるよ。


「二宮君お待たせ。
わかっていても女の子にしか見えないよ。
可愛いよ。
さぁ、始めようか」

「はい!」


携帯を片付け、ベッドに女の子のようにぺちゃんと座った。


「女の子の用に、可愛い表情や仕草を頼むよ」


カメラは回りだした。

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