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秘密のアルバイト

第29章 まさかの告白

『かず、楽しかった?何もなかった?



ーごめん潤・・・ー



迎えにいくけど、何時ごろ到着の予定?』

『5時頃かなぁ・・・
いいの、迎えに来てもらって』

『いいよ。だって早くかずに会いたいからさ』

『じゃあお願いします。
そうだ、雅紀が潤にお土産あるって』

『本当!じゃあ雅紀も一緒にって伝えておいて』

『うん、わかった。あとでね🎵』


「かず、LINEの相手潤でしょ?
かずのほっぺ、ゆるみっぱなしだもん」

「うっ、うるさいっ!」

「強がり言わなくても、もう知ってるんだから。
でも今思えば、高3のときからニヤニヤしてLINEしてたよね。あの頃から付き合ってたんだ」

「あの時はまだ・・・大学入ってからだよ」

「そうなんだ・・・
前の俺なら腹立たしい話だけと、今はもう平気。
俺も成長したでしょ?」

「成長って・・・
そうだ、お前もこの仕事やってみたらどお?
お前なら可愛い子にモテると思うけどな」

「可愛い子って・・・
確かにあの時、続けてみないかって言われたけど・・・」

「お前ならいけると思うんだけどな・・・
まぁ、俺には権限ないけどさ」


こんな会話、前では考えられない。
俺も成長したのかな?
て言うか、開き直りに近いかな?

久しぶりに二人でいろいろ話した。

俺達二人、眠くないなんて言ってたけど、どんどんまぶたが重力に逆らえなくなってきた。

頑張ってみたけれど、とうとうまぶたが仲良しになってしまった。

電車に揺られ、駅到着まで俺達も眠った。




「相葉、二宮君もうすぐ駅に着くよ。起きて」


驚き起きて、荷物をまとめた。
櫻井はあいつと帰っていった。


「あとで櫻井にはお礼のLINEしとかなくちゃ」


俺と雅紀は駅を出た。


「お~いかず!雅紀!」


俺達は潤の車に駆け寄っていった。



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