秘密のアルバイト
第30章 悪夢再び
「鍵、ドアチェーンもOK」
雅紀は戸締まりをしてくれた。
俺は服を整え、あまりの情けなさに膝を抱え、ソファの角に丸くなって座った。
「かず・・・
これ、お前一人で準備したのか?」
「うん・・・
今日お前誕生日だろ?お祝いしようと思ってさ」
「そうだったのか・・・ありがとう」
「クローゼットの中・・・」
「何?クローゼットの中がどうした?」
雅紀はクローゼットに向かい開けた。
「気に入るかどうかわからないけど・・・」
「えっ、俺に?ありがとうかず」
「うん・・・」
「俺、お前にひどいことしたのに、そのせいでまたあいつにこんなことされて・・・
本当にごめん」
「もうそんな事はいいよ・・・」
「かず・・・?何か食べる?」
「食欲なくなったよ」
「じゃあもう休んだ方ががいいよ。
ほら、ベッドに入って。
俺、この辺片付けるからさ」
「うっ、うん・・・」
「・・・?」
俺はベッドに入った。
雅紀は出してある食材を全部片付け、ソファに寝転がり、テレビをつけた。
「まだ起きてるのか?」
「あっごめん、消すよ」
テレビど部屋の電気を消す雅紀。
「いやっそうじゃなくて、そこで寝るのか?」
「うん、そうだけど・・・どうした?」
「あの・・・情けない奴だと思うなよな」
「何だよ、そんな事思わないからハッキリ言えよ」
「一緒に・・・寝ないか?」
「・・・いいよ」
雅紀と寝るのは久しぶり、あの時以来。
別に一人でも寝ることは出来るけど、潤が帰ってしまった不安と寂しさと、ちょっとした恐怖感。
それと・・・
「かず、何か落ち着かないみたいだけど・・・
やっぱ俺、ソファで寝るよ・・・えっ、何?」
ベッドを出ようとする雅紀の腕をギュッと掴み、じっと見つめた。
雅紀は戸締まりをしてくれた。
俺は服を整え、あまりの情けなさに膝を抱え、ソファの角に丸くなって座った。
「かず・・・
これ、お前一人で準備したのか?」
「うん・・・
今日お前誕生日だろ?お祝いしようと思ってさ」
「そうだったのか・・・ありがとう」
「クローゼットの中・・・」
「何?クローゼットの中がどうした?」
雅紀はクローゼットに向かい開けた。
「気に入るかどうかわからないけど・・・」
「えっ、俺に?ありがとうかず」
「うん・・・」
「俺、お前にひどいことしたのに、そのせいでまたあいつにこんなことされて・・・
本当にごめん」
「もうそんな事はいいよ・・・」
「かず・・・?何か食べる?」
「食欲なくなったよ」
「じゃあもう休んだ方ががいいよ。
ほら、ベッドに入って。
俺、この辺片付けるからさ」
「うっ、うん・・・」
「・・・?」
俺はベッドに入った。
雅紀は出してある食材を全部片付け、ソファに寝転がり、テレビをつけた。
「まだ起きてるのか?」
「あっごめん、消すよ」
テレビど部屋の電気を消す雅紀。
「いやっそうじゃなくて、そこで寝るのか?」
「うん、そうだけど・・・どうした?」
「あの・・・情けない奴だと思うなよな」
「何だよ、そんな事思わないからハッキリ言えよ」
「一緒に・・・寝ないか?」
「・・・いいよ」
雅紀と寝るのは久しぶり、あの時以来。
別に一人でも寝ることは出来るけど、潤が帰ってしまった不安と寂しさと、ちょっとした恐怖感。
それと・・・
「かず、何か落ち着かないみたいだけど・・・
やっぱ俺、ソファで寝るよ・・・えっ、何?」
ベッドを出ようとする雅紀の腕をギュッと掴み、じっと見つめた。