テキストサイズ

秘密のアルバイト

第36章 決断・・・2

「足に力が入らなくて・・・」

「浴室まで連れていってあげるよ」

「いやっ、大丈夫です。
何とかしま・・・うわぁっ!」


あっという間に抱き抱えられ、浴室に連れていかれ、バスタブに座らせてもらった。


「二宮君、自分で出来る?」

「はい、何とか・・・」

「辛そうだね・・・洗ってあげるよ」

「いやっ、大丈夫です。
自分ででき・・・わぁっ!」


慌てて立ち上がると、今度は腰に力が入らず、しりもちをついてしまった。


「全然大丈夫じゃないじゃない・・・あっ!
二宮君、大丈夫じゃないのはこっちのほうなんだね」

「違いま・・・あんっ!」


違わない・・・
薬が抜けきってない俺は、起ったままだった。


「まだまだ薬効いてるんだね。
本当にごめん、二宮君。
みんな俺の責任だから、俺が薬抜いてあげるよ」

「大丈夫です社長。
シャワー浴びれば、こんなの治まりますよ」


頑張って立ち上がろうとすると、少し熱めのシャワーをかけられた。


「ちょっと・・・社長・・・
社長、何してるんですか・・・社長?」


立ち上がり、濡れた顔を手で拭うと、目の前には裸の社長が立っていた。


「何してるんですか・・・俺なら大丈夫です。
駄目です社長・・・だめっ・・・んふっ」


小さなバスタブに入ってきた社長は俺を抱き締め、キスをした。
唇をこじ開け、社長の舌が滑り込んできた。
社長とのキスは、ほんのりタバコの匂いがする。


「二宮君、すぐ楽にしてあげるからね」


俺の敏感と乳首を摘まみながら、舌を絡めつづけた。


「社・長・・・だ・め・・・です・・・あんっ」


口では拒否しながらも、体は完全に反応している。
反応より、俺の体はもうすでに準備万端。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ