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秘密のアルバイト

第37章 潤の決断

「実は俺、自分でこういう仕事をやろうと思ってるんだ」

「こう言うのってことは、その・・・
今俺達がやっている事?」

「ただのモデル事務所だよ。
まぁ、一部そう言うのもやっていくかも・・・」

「それで翔を誘ったの?」

「翔・・・って誰?かず、誰なの?」

「翔って潤が誘った櫻井のことだよ。
あいつ櫻井翔って言うの」

「何急に翔なんて呼んだりしてるわけ?」

「いろいろとあったけど、あいつとも和解したんだ。それだけ、何もないよ」


潤の手を握った。


「そうなんだ・・・信じるよ。
そう、あいつかなりイケてるだろ?
絶対人気出ると思うんだよな」

「普通にモデルとして誘ったの?」

「まあね。
でも何でかずがその事知ってるの?」

「あいつに相談されたんだ。
今俺達がやっている仕事だと思って、どんな感じか聞いてきたんだ」

「そっか、俺きちんと話してなかったからな。
で、何て言ってた?」

「やってみようかなって言ってたよ。
今のほうだけどね」

「そっか・・・
兄貴から返事がきたら、そのときあいつにちゃんと話すよ。
そのときあいつにつなぎつけてね」

「うん、いいよ」


抱き合いキスをして、体を触りだし、そう言ういい雰囲気になったところで、水をさすように潤の電話がなった。


「潤・・・電話鳴ってる・・・よ」

「電話なんていいよ、ほかっておけば。
かずを食べるのが先だよ」

「ダ・メ・・・だよ。
大事な連絡だったら・・・どう・・・するの」

「でなかったら、またかかってくるよ。
ねっ、かず・・・ほら、乳首起ってきてるよ」

「あんっ・・・もう、潤・・・
電話・・・でなさい!」

「もぉ・・・わかったよ。
そんなに怒らなくてもいいでしょ。

はぁ・・・もしもし?」


ちょっとふてくされて電話でた。

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