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秘密のアルバイト

第4章 もう一人のお兄さん

「はぁ・・・何だか疲れたな。
お兄さんにしてもらってただけなのに」


自分でするより凄い脱力感。
ってか、自分ではあんなところ、触らない。


「お兄さん、もう帰ったかなぁ・・・あっ」


ー和也のヴァージン、奪いたかったなぁー


何だよヴァージンって。
俺、女じゃないし、どういう事なんだ?


「えっ、えっ・・・何、どうして?」


何か起ってきちゃったよ。


「どうしよう・・・出しちゃおうかな」


シャワーを頭から浴びながら、擦りあげる。
さっきの撮影を思い浮かべ、強く握って擦り続ける。


「はぁ・はぁ・・・・あっ、あっ、イクッ」


シャワーを浴びながらも、勢いよく壁に飛んだ。
そしてシャワーで流されていく。

俺をスカウトしたあのおじ様の言った「ストレス発散にもなる」って、こう言う事だったのかな。


「はぁ・・・
ストレス発散どころか、俺、反応し過ぎ」


急いで体を洗い流した。
服に着替え、事務所へ向かった。
あのおじ様がやって来た。


「二宮君、お疲れ。
どうだった?スッキリしたんじゃない?」

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