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秘密のアルバイト

第4章 もう一人のお兄さん

こんなんじゃ、受験に差し支えるかも。
断った方がいいかな・・・


「あの・・・すみません。
お仕事なんですけど・・・」

「そうそう二宮君、仕事なんだけど、二宮君の受験が終わるまで、お休みにしようと思うんだけど・・・どう?」

「えっ?
そんな事してもらっていいんですか?」

「うん、いいよ。
二宮君にはこの仕事、続けて欲しいからさ」

「あの、写真撮影とかくらいのお仕事でしたら、大丈夫ですよ」

「本当?
ありがとう、じゃあまた連絡するよ。
でも無理しないでね。それじゃあ、お疲れ」

「失礼します」


あれっ?
俺何で断らなかったんだ?

もしかして、この仕事気に入ってるのか?

いやいや、お金になるから、それだけだよ。


結局、受験が終わるまで仕事の連絡は来なかった。
なんだか寂しくも思った。

合格を目指、そしてお兄さんとの約束のために、頑張って勉強をした。

この仕事をはじめて以来、俺の体は溜まりやすい体質になってしまったようで・・・

そして1日1回、時には2回、ズボンの中に手を入れ、擦りあげている。

例の本の、例のページを開けて・・・

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