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秘密のアルバイト

第5章 お兄さんとの約束

「あっ、あっ、あの潤はあれから仕事しました?」

「仕事?うん、したよ。
かずが入ってから、新しい子が二人くらい入ってね、相手したよ」

「いっ、いきなりですか?」

「うん、そうだよ」

「俺は誰かがstopかけてるって聞きましたけど・・・」

「その相手は、近いうちにわかるよ」

「はぁ・・・」


会話中、ずっと雅紀はふてくされて、窓の外を眺めていた。


「あっ、ごめんごめん。
さっきチラッと聞こえたけど、雅紀君だったっけ?
俺も雅紀って呼んでいいかな?」

「はい」

「よしっ今日は、思いきり遊ぼうぜ!」


いろいろ会話をしながら、車を走らせた。
気を使ってくれているのか、俺ではなく雅紀と会話をするお兄さん。


何でかな・・・

何か・・・妬ける・・・


遊園地に到着。
そのころには、雅紀もちょっと気をゆるしてくれた感じ。


お金はすべてお兄さんが出してくれた。


「さぁ、何から乗りますか!」


テンションが高いお兄さん。

いつものカッコいいお兄さんは・・・

今日はいない。








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