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秘密のアルバイト

第6章 ロスト・・・

打ち合わせを済ませ、部屋に向かった。


とおとお・・・と言えばいいのか・・・

いよいよ・・・と言えばいいのか・・・


この仕事を始めて、初のH 撮影。
俺は受け身。

俺のH撮影にstopをかけていた人が、今日いよいよわかる。
その人が今日の相手らしい。

向かった部屋は、始めてここへ来たとき、お兄さんが撮影した、大きな部屋。
中に入り、しばらく一人で待った。

仕事を自由に動かせるなんて、ここの偉い人なんだろうか?

って事は、おじさん?

おじさんはちょっと・・・嫌だなぁ。


「二宮君、もうすぐ始めるからね。
大丈夫?緊張してない?」

「緊張と言うより、ちょっとドキドキしてます」

「大丈夫、心配しなくていいよ。
相手の言う通りにして、全部任せればいいからね」

「はい」

「相手が部屋に入って来るところから、撮影スタートだからね」


ベットの上に座り下を向き、ちょっとドキドキしながら待っていると、ドアをノックする音がした。


ーコンコンッ・・・ガチャッー


「こんにちは!」

「こんにちは、今日はよろしく・・・
・・・えっ?」


俺の撮影をstopかけてた人って・・・


「今日はよろしくね、かず」


お兄さんだったの?



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