秘密のアルバイト
第7章 俺のファン
「あの・・・どちらさん・・・ですか?」
「和也君ですよね?
和也君だ!俺、和也君のファンなんです」
おいおい、ちょっと待て!
ファンって言ったけど、つまりその・・・
そっち方面の人って事だよね。
「いやぁ、人違いですよ。
誰かと間違えていませんか?」
「間違えるはずありません。
俺、雑誌を見て一目惚れと言うか、好きになったんです。DVD も持ってます」
ヤバい・・・
バレないって言ってたじゃん!
「写真もDVD も可愛いけど、実物はさらに可愛いですね。
あっ、握手してもらってもいいですか?」
「だっ、だから俺、違うから。
君の言ってるやつと違うから」
よくわからないけど、何だか怖いと思った。
その場から、逃げ出したかった。
「えっ、でも・・・」
「じゃあ俺、用があるから・・」
ドリンクの棚からジュースを取り、お金を支払い、足早にその場を立ち去った。
店から少し離れたところで振り返ると、ガラス越しに俺を見ていた。
「怖い・・・」
このまままっすぐ行けば事務所だけど、俺は遠回りをして、事務所に向かった。
「ハァ・ハァ・ハァ・・・んっ、ハァ・・・
おはよう・・・ございます」
「おはよう、お疲れ様・・・
って二宮君、どうしたの、息をきらして」
「いやっ・・・別に何でもないです」
こういった場合、どう対処したらいいんだろう。
「和也君ですよね?
和也君だ!俺、和也君のファンなんです」
おいおい、ちょっと待て!
ファンって言ったけど、つまりその・・・
そっち方面の人って事だよね。
「いやぁ、人違いですよ。
誰かと間違えていませんか?」
「間違えるはずありません。
俺、雑誌を見て一目惚れと言うか、好きになったんです。DVD も持ってます」
ヤバい・・・
バレないって言ってたじゃん!
「写真もDVD も可愛いけど、実物はさらに可愛いですね。
あっ、握手してもらってもいいですか?」
「だっ、だから俺、違うから。
君の言ってるやつと違うから」
よくわからないけど、何だか怖いと思った。
その場から、逃げ出したかった。
「えっ、でも・・・」
「じゃあ俺、用があるから・・」
ドリンクの棚からジュースを取り、お金を支払い、足早にその場を立ち去った。
店から少し離れたところで振り返ると、ガラス越しに俺を見ていた。
「怖い・・・」
このまままっすぐ行けば事務所だけど、俺は遠回りをして、事務所に向かった。
「ハァ・ハァ・ハァ・・・んっ、ハァ・・・
おはよう・・・ございます」
「おはよう、お疲れ様・・・
って二宮君、どうしたの、息をきらして」
「いやっ・・・別に何でもないです」
こういった場合、どう対処したらいいんだろう。