秘密のアルバイト
第7章 俺のファン
数日後、大学の図書室で勉強しているときの事・・・
「あっ、いたいた・・・かず!」
「おぉ雅紀、どうし・・・!!」
ゾクッと言うか、ドキッと言うか、何か嫌な予感がした。
「俺さぁ、バイトのシフト深夜上がりで、家に帰るの面倒くさいから、泊まりに行ってもいいかな?」
「いっ、いいよ」
ふと雅紀の後ろが気になって、体を少し斜めにして見た。
背中に寒気がはしり、俺は固まってしまった。
「あっ、こいつ同じバイト先の友達。
大学も同じで、びっくりしたよ。
で、こいつは俺の幼馴染みの二宮和也。
俺は子供の頃からかずって呼んでるんだ」
「和也君、また会えて俺・・・」
「あっ、あっ、はっ、初めまして。
俺、二宮和也っていいます。よろしく」
「和也君?」
「どうした、かず?
ところでかず、次のバイトっていつ?」
「えっ?!まだ・・・わからない」
「いつも突然連絡がはいるんだな。
こいつさぁ、友達の俺にバイト何してるか、教えてくれないんだ。みずくさくねぇ?」
心臓が口から飛び出そうなくらい、ドキドキしている。
雅紀の顔も、この櫻井ってやつの顔もまともに見る事が出来ない。
俺の目、バシャバシャとおよいでいる。
「ごっ、ごめん雅紀。
俺、今日実家に行くって事、すっかり忘れてたわ。また・・・今度な」
「何だよ・・・久しぶりにかずの部屋に行けると思ったのに・・・
まっ、いいや。
俺、ちょっと家に電話してくるは」
雅紀はこの櫻井ってやつをおいて、図書室を出ていった。
「和也君、ここ座っていい?」
「いっ、いいよ」
「あっ、いたいた・・・かず!」
「おぉ雅紀、どうし・・・!!」
ゾクッと言うか、ドキッと言うか、何か嫌な予感がした。
「俺さぁ、バイトのシフト深夜上がりで、家に帰るの面倒くさいから、泊まりに行ってもいいかな?」
「いっ、いいよ」
ふと雅紀の後ろが気になって、体を少し斜めにして見た。
背中に寒気がはしり、俺は固まってしまった。
「あっ、こいつ同じバイト先の友達。
大学も同じで、びっくりしたよ。
で、こいつは俺の幼馴染みの二宮和也。
俺は子供の頃からかずって呼んでるんだ」
「和也君、また会えて俺・・・」
「あっ、あっ、はっ、初めまして。
俺、二宮和也っていいます。よろしく」
「和也君?」
「どうした、かず?
ところでかず、次のバイトっていつ?」
「えっ?!まだ・・・わからない」
「いつも突然連絡がはいるんだな。
こいつさぁ、友達の俺にバイト何してるか、教えてくれないんだ。みずくさくねぇ?」
心臓が口から飛び出そうなくらい、ドキドキしている。
雅紀の顔も、この櫻井ってやつの顔もまともに見る事が出来ない。
俺の目、バシャバシャとおよいでいる。
「ごっ、ごめん雅紀。
俺、今日実家に行くって事、すっかり忘れてたわ。また・・・今度な」
「何だよ・・・久しぶりにかずの部屋に行けると思ったのに・・・
まっ、いいや。
俺、ちょっと家に電話してくるは」
雅紀はこの櫻井ってやつをおいて、図書室を出ていった。
「和也君、ここ座っていい?」
「いっ、いいよ」