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秘密のアルバイト

第9章 不安

「うんっ・うんっ・・・はぁん・あぁん」


開いていた足を閉じて横を向き、背中を丸めた。

入れている指を、激しく出し入れさせる。

気持ち・・・いい。
そろそろ限界・・・かも。


「はぁ・はぁ・はぁ・・・
あっ・あっ・・・えっ、誰?」



横に置いてあった携帯が鳴った。

でも今・・・止められない。


「はぁ・はぁ・・・んっ、はぁ・・・

誰?・・・雅・・・紀?」


でも、無理・・・出られない。

だってもう・・・イキそう・・・


「あっ・あっ・イクッ・・・あぁぁぁ!!」


ぐったりしながら手をのばそうとすると、携帯が止まった。


「はぁ・・・切れちゃった」


息を整えていると、また鳴り出した。


「あっ、雅紀だ・・・」


ゆっくりと携帯に手をのばした。


『もしもし・・・』

『もしもし、かず?・・・』

『はぁ・はぁ・・・何、どうした?』



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