秘密のアルバイト
第9章 不安
『あれっ、かずもしかして調子悪いのか?』
『えっ・・・何でもない、大丈夫だよ』
『だって、息が切れてないか?
やっぱどこか悪いかもしれないから、病院に行こう。俺付いていくから』
『大丈夫、本当に何でもないから。
走ってきただけだから』
『なぁかず・・・
俺が近くにいるのって・・・迷惑か?』
『はぁ?何言ってるの?
俺は子供の頃から今の今まで、迷惑なんて思った事、一度もないよ』
『本当に?』
『本当だよ。お前も何か最近おかしいよ。
俺のやる事、やたら気にしたりするし、何なの?』
『それはその・・・』
『幼馴染みと言っても、お互いに友達ができて、それぞれの付き合いもあるからさ』
『そう・・・だけど』
『だけど何だよ』
『何かかず、去年の夏休みから変わっちゃったなぁ・・・って。
バイトしてるのも、隠してたしさ』
『それはその・・・ごめん』
『いまだに何のバイトかも教えてくれないし隠し事するの初めてだから何か俺、不安になっちゃて・・・』
『バイトの事はごめん、今はまだ言えない。
でも雅紀の事嫌いになった訳じゃないから。
心配しなくてもいいよ』
『嫌いになった訳じゃないんだね。
よかった・・・
何か安心したよ。じゃあバイト、行くね』
『おぉ、頑張れよ』
電話をきり、またベットに置いた。
「はぁ・・・何か疲れた」
『えっ・・・何でもない、大丈夫だよ』
『だって、息が切れてないか?
やっぱどこか悪いかもしれないから、病院に行こう。俺付いていくから』
『大丈夫、本当に何でもないから。
走ってきただけだから』
『なぁかず・・・
俺が近くにいるのって・・・迷惑か?』
『はぁ?何言ってるの?
俺は子供の頃から今の今まで、迷惑なんて思った事、一度もないよ』
『本当に?』
『本当だよ。お前も何か最近おかしいよ。
俺のやる事、やたら気にしたりするし、何なの?』
『それはその・・・』
『幼馴染みと言っても、お互いに友達ができて、それぞれの付き合いもあるからさ』
『そう・・・だけど』
『だけど何だよ』
『何かかず、去年の夏休みから変わっちゃったなぁ・・・って。
バイトしてるのも、隠してたしさ』
『それはその・・・ごめん』
『いまだに何のバイトかも教えてくれないし隠し事するの初めてだから何か俺、不安になっちゃて・・・』
『バイトの事はごめん、今はまだ言えない。
でも雅紀の事嫌いになった訳じゃないから。
心配しなくてもいいよ』
『嫌いになった訳じゃないんだね。
よかった・・・
何か安心したよ。じゃあバイト、行くね』
『おぉ、頑張れよ』
電話をきり、またベットに置いた。
「はぁ・・・何か疲れた」