テキストサイズ

保健室の扉の向こう

第2章 見えたもの

――――




「以上で授業終わります」


号令がかかり、同時にチャイムもなった。

よし、しっかりと初授業終了っと…。でもまだ大変な仕事ありそうだな…。


颯爽と教室を出ると、いなかった数人の女子と華川さんがいた。



「貴方達!どこいってたの?授業はしっかり受けるのよ。じゃないと…」


「うるせぇな、先生ブって」


そういったのはひとりの女子生徒。


流石にカチンときた私は、つい本音が漏れた。




「アンタたちなんか全員オール1にしてやるからな!!」



なんとも子供っぽいことを言ってしまった。



「いーよ。校長とかに言ってやるから」




あ゛ー腹立つ!!!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ