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保健室の扉の向こう

第2章 見えたもの



「はぁ…はぁ…俺も」



な、

何が起きてるの…?


私は全然わからなかった。目の前は一応、薄ピンクのカーテンがかかっており私からだと影しか見えない。


でも、その影が見せているのが現実のようだ。


華川ユズだと思う女子の脚を掴んで、腰をうつ。




「ああぁっ!!…はげし…っ…せんせぇ!!またっ…イッちゃぅ…!」


液体の音


喘ぐ女の声




私は耐えられず、静かに出て行った。




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