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保健室の扉の向こう

第2章 見えたもの

「成田先生はいかないんですか?…というより強制参加じゃないですか?」


強制参加?



「一体何のことですか?」

私は全然分かっていなかったので、聞いた見ると…


「新任の先生のお祝いですよ。今日金曜日ですし」




あ、忘れていた。


秋田先生と華川ユズのことで頭がいっぱいになってて忘れていた。



「そ、それは絶対強制参加ですよねぇ…」



秋田先生は若干悩みつつもニヤリと笑った。


「そうですね。でも成田先生がどうしても行けないんだったら俺も行かない」




ドキッ…


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