保健室の扉の向こう
第3章 あまい罠
「んっ…」
やっぱり口づけでしまった。
舌を入れて、口内を俺ので侵食していく。生暖かい、これがたまらなく甘く感じた。
「っ…んぁ…」
ここで声出さないようにしているけど、このあとどうなるか、わかってるのかな。
俺は余裕のようで実はそんなんでもなかったけど。
一応場所は個室だったから、見られることはなかったけど歩く音が近づいてきたのでパッと口を離した。
「生ビールと枝豆の和え物です」
すっと定員がおいていき、雰囲気でわかったのかすぐに居なくなった。
「…あの、隣行ってもいいですか?」
と迎えに座った彼女は言った。
俺はすぐに了解した。