保健室の扉の向こう
第5章 黒
私は、驚いてビクついてしまった。
指は、入口に留まっていてじれったくて仕方がない。
「腰動いてるけど」
疼く身体を抑えるために勝手に動いていたようだった。徐々に水音が大きくなっていく。
「ぁあ…ッ」
「止まらなきゃだめだよ」
腰をもうひとつの手で腰を抑えて動きを封じた。
逃げ場がなくなって、喘ぐことしかできない。
「はぁ…んっぁあ…!」
にやりと笑って小さな声で“ご褒美だよ”と言った。
すると、焦れったかった指が一気に2本入ってきて、激痛が流れた。
「…ったい!!!」
久しぶりに開いた穴だったためか、処女並みに痛かった。