保健室の扉の向こう
第6章 白
子宮の入り口を何度もノックさせられて、今にでも気絶しそうだった。
性格じょう、ただ少しチャライだけだと思っていた。でも、何か違う。
「ぁ…ああっ!!…やら…あ…!」
「綺麗…雪ちゃん。ほら」
腰に当てていた手に力が入って、また勢いよく最後まで入った。私は声も出ずにイってしまった。
「はぁ…抜いてください」
「…勝手にイったから駄目」
「やあっ…あんっ」
また、ゆっくりとピストンし始めた。痛みよりも、快感が勝ってもう自分が言うことを効かない。
「喘いでる時が一番ドキドキする」
一度動きを止めて彼がメガネを取って言った。
私は、頭がぼっーとしているときにすっと耳に入ってきた言葉だった。