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The man suitable for me

第5章 彷徨

カレと別れて、3日たった日、引越しの2日前、彼からメールが来た。

あれから、ずっと返信がなかったから、このままフェイドアウトかなと、思っていた矢先のことだった。

『カカオを利用していますか?』

今まで、彼とのやり取りは、メールだけだったし、利用したことはなかった。

『利用したことがなかったら、簡単にインストールできるので、今からインストールしてください。』

なんのために、そんなことをしなければならないのか、わからなかったけれど、 メールを閉じて、カカオをインストールした。

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