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愛しいキミへ…。

第3章 戸惑い…。

俺は母さんに”疲れて、今日は寝てるわ”と伝えて、部屋で休んでいた。母さんは潤の家にいるからいつでも来なさいと言って出掛けた。


泣き顔のまま行ける訳ないじゃん…。
でも俺は安心してベッドで寝ていた。すると……。

潤が俺を心配して家までやって来た。

潤「翔!?大丈夫かぁ??」
俺は潤のこえが聞けて嬉しい反面、こんな顔で潤に会いたくなくて、枕で顔を覆い、狸寝入りをした。

潤は返事がないから、部屋に入って来た。
でも寝ている俺に気づいて、そっと部屋から出ていった。


しばらくは潤になるべく会わない様にした。
どんな顔で会えばいいのか分からないし…。

でも横に住んでるからそれは無理な話で、潤は俺に気付き満面の笑みで近寄って来る。それを無視し続けた。

心の中ではずっと”潤、ごめん”と繰り返し続けた…。

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