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愛しいキミへ…。

第1章 淡い想い

ショックだった…。
何故だろう?俺の心を締め付けられる程苦しかった…。


潤が女の子とキスしたことがショックだった訳じゃなく、彼女がいたなんて知らなかった…。
俺はその場にいられなくなり、2人に気付かれない様に家に戻った。

息苦しくて…、胸がいたい…。
どうして俺が潤に対してこんな気持ちを抱くのだろう…。潤だって彼女ぐらいいても不思議じゃないし、それを幼馴染みの俺に教えてくれなかったとしてもおかしくないのに…、潤が俺に隠し事をしてることに対しても哀しかった。

その頃から潤が気になって気になって仕方がない。
しばらくたってから、これが恋だと気付いたんだ。


俺は潤が好きでたまらない…。
でも告白する勇気は俺にはない。
だってこの関係を崩したくない…。




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