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私の彼は****が好き

第7章 お風呂で…………

そりゃあたしも、いくらなんでも、あんなにあっさり許してもらえるなんて思わなかったけど……


大きくない胸がキリキリしてきた。


てことは、もしかして、あたしフラれるかもしれないっ……てこと!?


急にどーんっ……と暗くなってうつ向くあたし。タケルは、フーッと息を吐いて、


「……まぁお風呂入ろっか?お風呂で話そうよ」


「……ぅ、……うん」




***



決して広いとは言えないユニットバス。


その湯船にふたりでつかると、身動きがとれないくらい、身体は密着することになる。


あたしはタケルに背中を向けて、胸に凭れるようにお風呂に座った。


お風呂はだいたいいつも、この体勢。


そしていつもなら、タケルは背中からあたしを抱きしめて、おっぱいにイタズラするのに、今夜はしてこない……。

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