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私の彼は****が好き

第7章 お風呂で…………

「…………」


しかも、話そうよって言ったのに、ずっとしーんとしてる。タケル、何も話さない。


「…………」


嫌ーっな沈黙。。


まさかなんて言ってフろうか考えてたり!?
やだぁ、やだやだやだっ‼


「タ、タケルっ」


「……え?」


「やだっやだっやだよぉっ‼」


「……は?」


「別れたくないのっ!タケルが大好きなんだもんっ!だからお願い……っ。許して……」


恐くて後ろ、振り返れないから。前を向いたままできいた。


このとき、お湯が揺れるんじゃないかってくらい、からだ震えてた。


「オレのことそんなに好き?別れたくないの?」


あたしの髪を指ですくいながら、タケルは耳元で囁く。


「大大大好きだってば!もしも別れたら…………死んじゃう…………」


すると後ろから、「はァーっ」とタメ息が……。


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