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私の彼は****が好き

第9章 誰にも渡さない……っ

「ま、絵里タケルくんのこと大好きだもんね」


「……まぁね」


あたしが照れながら頷くと、



「いいなぁ!タケルくんカッコいいし、優しいし、理想の彼氏過ぎるっ!」


「アハハ……そーかな……っ」


亜也ちんは、ああ見えて実はタケルがエロエロおっぱい星人だって知らないもんな……。


ちょっと複雑に思いながら照れ笑い。


「でもモテるっしょ?」



「う、うん、どーだろ……?」


「なんか不安にならない?」


「まぁ……ちょっとは」


「さっきコーヒー買ったとき何気に気になったんだけどさ……」


亜也ちんはテーブル越しに顔を寄せてきた。


「……?」


「あの子、なんかやたらタケルくんにべたべたしてない?」

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