無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

タケルはああ見えてエロエロ大魔王だから、
その素顔をも知ってるあたしは、ますます不安に。


しかも、


「ちょこちゃんて、誰が見てもタケルくん狙いっぽいよ？シフト丸かぶりだし、先に上がっても帰らないでタケルくんが終わるの待ってるし……」


「……うっ……そ」


まさかと思ったことを言われちゃって、あたしは一気に青ざめた。


「大丈夫？絵里？なんかあの子可愛いし……」


亜也ちんまで脅してくる。


しかも水野さんはトドメとばかり、こんなことを……。


「それにここだけの話なんだけど、タケルくん目当てで通ってるお客さんもいるよ？よくお客さんからメモ渡されたりしてるし…………」


「メモ!?」


「電話番号かLINEのアドじゃないかな……？」


「タケルそれ受けとるの!?」