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私の彼は****が好き

第12章 飲み会の夜に…………

酔ったあたしはつい思ったことを言ってしまった。


「……"ああなった"ってなにが?」


真っ赤な顔でとろんとした亜也ちんが聞き返してくる。


「…………あっ」


どうしようって一瞬悩んだけど、酔ってるせいもあって、もう話しちゃえって気持ちになってた。


「あのね……実は黙ってたんだけどね、」


「ン?……なぁーに?」


「ねえ!?そっちふたり?良かったらオレらと一緒に飲まない!?」


でも、あたしがいざ打ち明けようとしたら、隣飲みにテーブルに座ってた人が、急に話しかけてきた。


「…………はい!?」


横を見ると、同い年くらいの男子がふたり、こっちを向いて笑ってる。


…………ナンパだ。



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