テキストサイズ

私の彼は****が好き

第12章 飲み会の夜に…………

罪悪感を圧し殺したとき、握ってたスマホがまた鳴った。


「……ぎゃっ!?」


驚きすぎで一瞬宙に浮いた。そして心臓止まりかけた。


なんでまたすぐかけてくんのぉ!?


ナオくんだと思ってスマホを見る。でも、ぜんぜん違う携帯の番号だ。


「……!?」


今度は誰ぇぇ!?
…………まさか未来翔くんじゃないよね!?


ブーブーブー


急かすように鳴り続けるスマホ。


「電話だよ?」


タケルは何で出ないの?って意味深な表情してる。


「……う、うううん……そうだね……」


なんか怖……!


出来るなら出たくない!このスマホを床に撃ち付けて壊したい……!


でも、とうぜんそんなことができるわけもなく……


「……………も…もしもし?」


咳払いしして仕方なく電話に出ると、


「……………………あ、どーも……」



男の人の低い声……。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ