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私の彼は****が好き

第12章 飲み会の夜に…………

未来翔くんっ!?


ぜったいそうだ!
他に心当たりないもん!


またデコ汗がダコダコ流れてきた。


「……あ、あああああの、あの、こんにちはっ!ゆうべはどーも!でもあたし今ちょっとめちゃくちゃ忙しくて……っ」


また一方的に喋られたらたまったもんじゃないと思って、とにかく電話を切ろうとした。


でも、


「"ゆうべ"って何?」


すごくテンション低めの返事が返ってきた。



…………アレ?
未来翔くんじゃない?


なんか声と話し方が別人ぽい。



「……えっとォ…………どちら様ですか???」


すると耳を疑う名前が……



「……ユウトって言えば分かるかな?」


「…………え!?勇人くんッ!?……なんで!?」


「ちょっとでいいから会えない?聞きたいことあんだ」







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