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私の彼は****が好き

第12章 飲み会の夜に…………






「急に亜也が別れるって言い出してきて……」



「……いつ?」



「絵里ちゃんと飲みに行った次の日。……そんときなんかあった?」



「…………べ、別に……っ」



「じゃもしかしてオレの浮気亜也にバラした?」



「ばらしてないよっ!」



テーブルの向こうに座る勇人くん、
怖いくらい真剣な目であたしをみつめる。




ここはとあるファミレス……。
あたしは勇人くんとここで待ち合わせをした。



"二人っきり"にならなければ、二人で会っても間違いは起きないもんね。



でも勇人くん、亜也ちんに別れ話をされたらしく、思いのほか悩んでる。



あたしに話たいことってのは、亜也ちんのことだった。



そんなに悩むなら浮気なんかしなきゃいいのに……。


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