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私の彼は****が好き

第13章 飲み会の夜に(タケル編)…………





それからもなみとふたりで、学校から一番近いラブホに行った。



緊張してるのか、歩いてるとき、(内容は忘れたけど)もなみはずっと喋ってた。



でもホテルが近づくにつれてだんだん口数は減ってきて……。



正直、もなみの気が変わるんじゃないかと思ったけど……



ラブホの自動ドアを潜っても、狭いエレベーターにふたりで乗っても、もなみの決意は固く、



とうとう部屋に入った。


部屋は狭いから、まん中に置かれたキングサイズのベットがいっそう存在感を主張している。



「……ラ、ラブホってこうなってるんだ…………タ、タ、タケルくんよく来るの?」



もなみ、緊張からか変に震えてた。



「よくは来ないよ、そんなに金もないし」



「そっ……そっか……ぁ………」


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