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私の彼は****が好き

第13章 飲み会の夜に(タケル編)…………

ソファに座って、となりのタケルの腕をぎゅっと掴む。


「それで結局そのコとえっちした!?」


「うーん……記憶があやふやなんだけど、たぶんしなかったかなぁ……?」


「なんであやふやなのォ!?なんでそんな適当なのぉ!?」


高校のときそんなことがあったら、あたしなら忘れなんないよ!?


……タケルは違うのかなぁ…!?


タケルっていったい何人とえっちしたんだろ……!?


知りたいけど、なんか、怖くて聞けない……っ!


「もなみさんとつき合ったの!?」


「つき合ってないよ。卒業までなんとなく口利かなくなってそれきり。まぁ、若い頃の思い出?的な感じ」


タケル、相変わらずのほほんとしてるけど、


「そのコと再会したんでしょ!?そんでふたりで会ったんでしょ!?」


「……そーだけど、別に何もな」


「ないわけないじゃん!?その"もなみちゃん"て、タケルのこと好きだよね!?ぜえっっったい好きだよね!?…………こ、告られた!?」



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