私の彼は****が好き
第14章 オレの彼女になって…………
*
「……っていうことがあったの……!」
その日の夜……
タケルとお風呂に入りながら、この出来事を全部報告した。
「へー、ヤリサーねぇ。暇と性欲をもて余した大学生が考えそうなことだね。………羨ましい」
二人で浴槽に浸かりながら、背中からあたしを抱きしめて、タケルは呆れたため息……
「(羨ましい?……)だから亜也ちんには、未来翔くんはやめたたほうがいいよって話しとく。
そしたら勇人くんと元サヤになるかもしれないし、そんで勇人くんも浮気をやめればハッピーエンドだよね!?」
終わり良ければすべて良しってやつだよ。
あたしがひとり納得していると、タケルに後ろからきゅっ……と乳首をつねられた。
「……きゃあ…んっ!?」
「何がハッピーエンドなの?……またそんないかがわしいトコロにノコノコついてってさ?……」