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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

「……タ、ケルっ……!これは…違っ!?」


タケルの声に、ガバッと跳ね起きた。


「…………っ!?」


でも、そこには、カケルくんもワタルくんもヒカルくんもいなくて、


タケルだけがきょとんとした顔であたしを覗いてる。


「……絵里?……どうしたの?」


「……………………え?」


部屋のなかは明るい。
窓からは燦々と、爽やかな朝日が降り注いでいる。


「………………朝???」


「また寝惚けて変な夢見てたの?なんか、『ダメっ!』とか『やだ!』とかって、魘されてたけど……」


「…………っ!?ゆ……夢っ???」



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