テキストサイズ

twin★love

第9章 9★傷つけてまで

その言葉に萌はドキッとした。

「ごめんね、変なこと言って。萌ちゃんは俺のこと、好きだから付き合ってくれてるんじゃないこと、わかってるんだ。」

蓮と晴のために、自分は先輩のことを利用した。

萌は自分自身を呪った。

「でも、それでもいいって思えるくらい、俺は萌ちゃんが好きだよ。」

先輩はそう言い残すと帰っていった。

『あたし、このままでいいのかな。』

萌はいろんなことに押しつぶされそうだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ