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「亜子ちゃん、いらっしゃい、上がって上がって！」

「おじゃまします…」

いよいよ今日から莉子と亜貴は出張に行ってしまい、亜子は晴の家に来ていた。

「久しぶりね、亜子ちゃんが家にお泊りするの。」

なんだか嬉しそうにニコニコする千穂。

そのほわほわした優しい笑顔にすこしだけ安心する亜子。

「あの、晴ちゃんは…？」

「晴は今買い物に行ってるの。今日は久しぶりに亜子ちゃんが来るから、ごちそうつくろうと思って、お使い頼んじゃった！」