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twin★love

第11章 11★君のため

こんなにも自分を大切にしてくれてる。

こんなにも好きでいてくれてる。

それなのに、どうして?

なんでこの人と恋ができないんだろう。

どうして頭に浮かぶのは、…

「亜子…」

何も言わずにうつむいていると、突然呼び捨てで呼ばれる。

思わず顔をあげると、秋山先輩は亜子の肩を引き寄せ、その唇を塞いだ。

「んんっ…」

予想外のキスに亜子の頭は真っ白になる。

「…っ…や…せんぱっ…」

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