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twin★love

第11章 11★君のため

もっとこの子のことを知りたい。

知れば知るほど好きになっていった。

そして知った、二人の存在。

亜子には二人の幼なじみがいた。

その二人はいつも亜子を挟んでまるで彼女を守るかのようにいつも三人でいた。

他のやつが入る隙もないくらい。

自分がいくらアプローチしたって、亜子には届かないことはわかっていた。

だめもとでした告白。

最初はやっぱりふられてしまった。

それでもその後、亜子が付き合いたいと言ってくれたとき、本心でないとわかっていても、きっと何かあったんだと知っていても、嬉しかった。

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