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twin★love

第14章 14★止まらない衝動

亜子は床の上で気持ちよさそうに眠っていた。

大きめのTシャツから伸びた白くて細い手足。

長いまつげをとじてスヤスヤと眠る亜子。


『バカじゃねえの…』

蓮は髪の毛をかきむしった。

本当はいますぐにでも自分の感情に身を任せて亜子に触れてしまいたい。

だけどその行為は亜子を傷つけてしまう。

もう亜子を泣かせたくない。

今までさんざん泣かせてきた。

だけどもう、泣かせない。

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