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twin★love

第14章 14★止まらない衝動

顔を赤くする亜子がたまらなく可愛い。

蓮はさらに強く亜子を抱きしめた。

「…蓮ちゃん、遅刻しちゃうよ?」

顔を埋めたまま動かない蓮に亜子が肩を揺する。

「その、蓮ちゃんっていうの、やめろよ。」

亜子はキョトンとした。

昔からずっとそう呼んできていたから。

「亜子は俺の彼女なんだから、もう幼なじみじゃないんだ。だから、蓮って呼べ。」

蓮の目は真剣だ。

その大きな目に見つめられると亜子は何でも言うことを聞いてしまいそうになる。

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