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twin★love

第15章 15★あの日から…

耳元で呼吸をしていた蓮がゆっくりと起き上がる。

「…やばかった…」

亜子はまだ肩で息をしている。

ズルっと抜けた感覚にさっきまでま一つになってことを感じさせ、さらに亜子はとても頬が熱くなった。

「…大丈夫?俺途中からあんま気使ってやれなかったよな?」

優しく頬をなでてくれる蓮の手に亜子は顔を擦り付けた。

「…平気、嬉しかったから。」

その仕草に蓮はたまらなくなる。

「…そういう顔、俺以外に見せんなよ。」

唇にチュッとキスを落とす。

「亜子、眠いの?」

目がうつらうつらし始める亜子。

「…んー、ねむたい…」

そういううちにすやすやと寝息を立て始める。

蓮は頬が緩む。

赤ちゃんみたいに眠る亜子が愛おしくてたまらない。

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