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twin★love

第5章 5★蓮の思い

長いまつげを伏せて、困ったような表情の亜子。

『ごめん、亜子。でも俺か晴か、はっきり選んでよ。このままの仲良し三人なんて、絶対無理なんだよ。』

そして蓮は亜子の体を抱き寄せた。

「亜子、好きだ。ずっと、お前が好きなんだ。」

蓮には亜子以外、考えられないほど亜子が好きだった。

「れ、蓮ちゃん…」

「亜子…」

蓮は亜子の頬に手を伸ばすと、そのままそっと唇を塞いだ。

「んっ…!」


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