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twin★love

第6章 6★晴の思い

「亜子がそれでいいと思うならあたしは何も言わないよ。ただあの二人がそう簡単に引き下がるとは思わないけどね。」

理彩は亜子を見ながら言った。

『でも、なんであたしなのかな。あたしなんてなんのとりえもないし、地味だし…』

あの二人くらいモテるなら女の子なんてよりどりみどりなのに。


「亜子ちゃん、一緒に帰ろうよ。」

テニス部の練習終わり、着替えを済まして更衣室を出るとそこには爽やかな笑顔の秋山先輩。

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